広告の難しさ

 私は新聞2紙の広告もきちんとチェックします。

世相を反映することが多いからです。

最近は「買取業者」の広告と美容、通販関係が主です。

数ヶ月前に指摘した通り、少しずつマンションの広告が増えてきた感があります。

5000万円前後が主流ですが、この様な高額な品をチラシで打って、購買意欲が湧くのか疑問に思っていました。

つまり、それほど売れていない証拠なのでしょう。

 今回2週間に亘り、マンション業者2社のチラシが新聞に入っていました。

驚いたのが、両社ともに、最上階の物件のチラシだったのです。

共に地下鉄最寄り駅から、7分くらいの場所です。

101㎡で約2億円、115㎡で2憶6千万円。

もう1社も似たようなものでした。

 私から言わせれば、この様な価格帯を新聞チラシに入れる意味が分かりません。

業者が余程困っているのか、マーケティングの素人の発想なのか?

東京や大阪と違い福岡市内の億ションは、ブランドが非常に大きな役割を果たしていると私は考えています。

 以前にも記述しましたが、九州のマンションの高級ブランドの双璧は「グランドメゾン」と「MJR」。

その次に来るのが「プレミスト」「パークマンション」。

このブランド構築には、長い年月と技術の進歩が伴わなければなりません。

また、その高級さを維持し更に伸ばすためには、我慢も大切なのです。

売れなくても、DMや紹介等の地道さが必要なのです。

新聞チラシになった瞬間、これらの物件は高級ではなくなったのです。

 高額物件を購入する人々は、私の想像ですが、立地を一番に重要視します。

ここまでは誰にでも理解できると思いますが、更にマンションブランドにこだわるのです。

人に「どこにお住まいですか?」と聞かれた時に、場所だけでなく、マンション名まで答えて初めて満足感をくすぐるのです。

まあ、私の勝手な想像ですが、当たらずとも遠からずでしょう。

 福岡市内のマンション価格は、異常な気がしています。

金利が上がり、外国人投資の規制も始まります。

今後売れ残るマンションは増えると予想しています。

 さあ、この仮説に従えば、あなたならどうする?

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