難しさ

 先日、真ダムのための「母の日」のプレゼントとして、長男家族が夕食に誘ってくれました。

私も知っている有名な店で、高いんだろうと若干心配していました。

あまり無理しない方がよいというと、株主優待で20%引きとのこと。

それなら、リーズナブルと安心して出かけました。

 かなり以前に知人に連れられてきたことがありました。

当時と雰囲気は変わっていませんでした。

1999年開業なので、飲食店としては珍しく27年も存続しています。

 今回は個室でした。

部屋の雰囲気、テーブル、備品、かけられている絵画、どれをとってもかなりゴージャス。

設備自体に相当お金がかかっています。

フルコースの料理も、美味しいだけでなく、器もよく、かなり凝ったものでした。

その上にサービスまでよいのですから、申し分ありません。

 しかし、帰る段になって少々心配になりました。

ウィークデイの少し早い時間だったのですが、どうも他にお客様が見当たらなかったのです。

店舗の賃料、人件費、材料費等を考えると、利益創出の仕組みが分かりませんでした。

 最近消費減退の指標が次第に増えてきました。

すると大抵は先ず、外食を控えるようになります。

想像通り、大手企業は値上げを始めました。

同一圧力が強い日本国民です。

GDPの6割以上を占める消費が、一気に落ち込む可能性が大きいと思います。

 5月19日(火)に内閣府が2025年度の名目GDPを公表しました。

それによると、669兆9702億円となり5年連続のプラスとのこと。

故安倍総理が大きな目標としていた、600兆円をはるかに超えています。

しかし、2025年度ということは今年の1~3月まで。

4月から始まる2026年度は、買い控えが出て減速するのではないでしょうか?

 そうなると、日銀の利上げはますます難しくなります。

今後も円安の可能性が大きく、6月の金融政策決定会合の利上げしか選択肢が残っていない気がします。

0.25%上げたところで政策金利は1%なので、インフレ率を考えるとまだまだ金融緩和に違いありません。

しかし、住宅と車の買い控えが進むと様相はかなり変わってきます。

 息子達や店長よ、お客様一人一人を今以上に大切にする、具体的な行動が必要とされます。

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