ゆるい一日

先日は、株式市場の前場が終わり、何をしようかと考えました。

最近、読書も少々飽きてきていました。

数日後から長期出張をするのと、その後の父の容体が気になったのでホームへ行くことにしました。

 いつものように、車でイオンへ行き、先ずカットフルーツ、次に宮崎県産のラッキョウ、クッキー、黒切り棒、ペットボトルのお茶、水、麦茶を購入。

 ホームへ着き、マスクをして体温を測り、母親の部屋へ。

いつも父はこの部屋に昼間はいるのです。

するとたまたま訪問医療の歯科医師と看護士が来ていました。

「今、お父様の上下の入れ歯が完成しました」ということでした。

深々と頭を下げてお礼を言うと、医師が「外した場合、本人が何処へやったか分からなくなる可能性がある」と。

 その他の注意を聞き、部屋の冷蔵庫を開けると、水やお茶のペットボトルは減っていましたが、ラッキョウが残ったままでした。

以前は、「らっきょうさえあれば幸せ」と言っていた父でしたが、そのようなことも分からなくなったのでしょう。

母は私のことをすぐ気づいたのですが、父は暫くぼんやりと私を見つめていました。

 二人をベッドに座らせ、自宅から持ってきたフォークでカットフルーツを食べさせると、二人とも嬉しそうに「美味しい、美味しい」と。

二言目には、両親共に「孫やひ孫ちゃんたちは元気ね?」と。

そうこうしているうちに、入浴担当の介護士が来て父を連れて行くことに。

父は、自分で靴下を脱ぐことが出来ませんでした。

 ホームを後にしながら、自分にできる事を思い浮かべてみました。

1週間に一度くらいの訪問でいいのか、他にやることはないのか?

私がいつ行っても、二人との会話の内容に変化はありません。

二人のホームにおける現在のペースがベターだと自分に言い聞かせました。

 帰宅しても、何故か何もやる気が起きません。

机の上に、漫画の歴史本が3冊積まれていました。

孫達のために購入した漫画歴史本です。

「宮本武蔵」「坂本龍馬」を続けてじっくりと読みました。

我々が嘗て知っていた史実と違うところもあり、気楽に読めながらも改めて勉強になりました。

漫画も馬鹿になりません。

最後に「マンガでわかる10歳までに覚えたい日本の歴史人物100」を読んでいましたら、いつの間にか机の上でよだれを垂らして寝てしまいました。

紫式部とライバルの清少納言のページが開いていました。

 

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