先ず1冊

2023年12月26日(火)午前9時54分に「だから、会社が倒産する」 小宮一慶 著を読了。

残念ながら、私の心を打つような本ではありませんでした。

表層的という言葉がぴったりでした。

 私の感覚では、会社が倒産する原因は全て経営者にあるというもの。

以前から何度も言っていますが、世界大恐慌、日本の土地バブル崩壊、リーマンショック、コロナ感染症等、未曽有の外部環境悪化があっても、利益を出している会社は存在します。

 「こうすれば儲かる」、「こうすれば倒産する」といった画一的なものは存在しないというのが私の考えです。

ただそうなる傾向が強い経営はあるという感覚は常に持っています。

 一番重要なことは、経営者が会社をどうしたいのか強い意志があるかどうか。次に社員がどれだけそのことを理解しているかどうか。

社員・取引先との良好な関係性がない限り、お客様により良いサービスは提供できない事。

最小の資産で最高の利益を上げる努力をする事。

社員の評価は公平にして、信賞必罰をしっかりと行う事。

 経営コンサルタントがよく口にする指標は、大体同じようなものです。

財務的に一番重要なことは、営業キャッシュフローを如何に稼ぐかという事。

次に自己資本比率50%以上を目標とすること。

流動比率は200%、当座比率は100%以上を目指すこと。

 社員に対しては、難しいことは言わなくても良いのです。

「楽しく・明るく・元気よく」仕事をしてもらうような環境整備に努める事。

悪いことからすぐに報告が上がるような雰囲気を作ること。

整理・整頓・清潔・清掃・躾・作法の徹底を図ること。

 経営者として理想の会社とはと問われたら、「自分の子供も入れたい会社」と社員に言われる会社です。

因みに、残りは12冊となりました。

 

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