いい悪いは別にして
今年の5月に鹿児島中央駅そばに、シェラトン鹿児島がオープンします。
スイートルームは1泊30万円~50万円。
同じ鹿児島には、城山ホテルが2020年に改装して1泊100万円の部屋を用意しました。
また、ななつ星IN九州の宿泊施設でもある、霧島の「天空の森」は1泊50万円~。
この「天空の森」が現在整備中の『碧海(みどり)の浮舟』は年内には開業予定で、1泊300万円~。
6月には福岡大名ガーデンシティに九州初のリッツカールトンが開業。
今年の秋には、新長崎駅ビルにマリオットが開業。
九州に、世界の超高級ホテルが続々と開業します。
残念ながらターゲットは、世界中の富裕層で、日本人には期待していないようです。
免税品店に一目散に行き、品物を購入したら九州を離れるような、低所得者のインバウンドを相手にしても九州は潤いません。
大金持ちが、大きなお金をどんどん落として、リピートしてくれれば、かなりの経済効果が期待できます。
このような現象がいいか悪いかは、後々の人が評価すればよいのです。
ただ我々が知らなければならない現実は、日本は、特に九州は貧乏だという事です。
この経済環境を打破しなければ、軍事力も増強できません。
そうなれば、中国やその他の新興国に好きなようにされてしまいます。
九州人も、いい加減に「お金を儲けることは善」と認識を変えることです。
九州の田舎も、否応なしにグローバルに組み込まれていくからです。