部活の勧め

 たまたま神戸で会食をした、サラリーマン時代の後輩でかつ学生時代のテニス部の後輩でもあるK君から彼の年代のテニス部のOB会が長崎で行われると聞きました。

彼等は、私が幹事学年である3年生時の1年生で、個性的な人物が多く人数も9人と多かったのでとても印象に残っていました。

 9人のうち、関東から3人、関西から1人、広島から1人、福岡から1人、そしてまとめ役の長崎から1人の参加。

三泊四日でスケジュールが組まれていました。

一日はゴルフでもう一日をテニスを行い、島原や長崎市内の観光も兼ねています。

 非常に懐かしかったので、私もテニスの日から一泊二日で参加。

午前9時から11時まで雲仙テニスコートでテニスをするということでしたので、私は早朝に自宅を出発して加わりました。

後輩達も、体形が変わっていたり、髪が薄くなったりしていましたが、面影は学生時代のままでした。

 雲仙でのテニス終了後、母校の長崎大学経済学部へ。そしてテニスコートへ向かいました。

学部の建物の変化はあまり感じられなかったのですが、テニスコートは入り口に鍵がかかっていて、雑草だらけの荒れ放題。

悲しい現状でした。私が在籍した4年間は経済学部だけのテニス部員でも全員で30人前後はいたものです。

現在、経済学部のテニス部は廃部となり、全学合同で工学部のコートで練習をしているとのこと。

全学部のテニス部員のうち経済学部所属は何とたったの一人。

 最近の若者の特性として、体育会系の部活を避けるそうです。

残念というより、非常に勿体ないと思います。

多感な年頃に寝食を共にし、協調性や、非合理性、先輩後輩の関係、友情に愛情などミニ社会を経験できる貴重なモラトリアムな期間なのに。

 部活で共に青春を過ごして、とても良かったと参加した全員が思っているようでした。

私は先輩として、昼食とデザートを奢ったに過ぎませんが、それでもかわいい後輩がいるという現実を経験するだけで、とても幸せな気持ちになれました。

3年後にまたこの会を行うということで、次回はゴルフも参加することとなりました。

 茂木の料亭で、イカ・クロダイ・イセエビの刺身と普段食べられないものを食して談笑。

思案橋にあるホテルを出て、蛍茶屋から矢上方面へ車を走らせ、多良見インターチェンジすぐそばのYSP長崎の建設予定地の基礎工事をチェックして帰路につきました。

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