備えよ

年内に、1917年創業の老舗靴木型メーカーが、廃業する旨の記事が掲載されていました。

100年以上続いた企業です。

3Dプリンターの普及による影響が大きかったとのこと。

 

何度も既述していますが、どんな事業も永遠ではありません。

環境の変化に合わせて、会社も変えていかなければ生き残れません。

 

リーマンショック後、中小企業の連鎖倒産防止の目的で「中小企業金融円滑法」が施行されました。

そのおかげで2016年までは倒産件数が減少を続けました。

 

しかし、マイナス金利等で苦境に立つ銀行サイドは、金融庁の後押しもあり、融資先企業の選別を強め出しました。

これからかなりのペースで、廃業、倒産件数が増加するものと思います。

我々のようなポテンシャル5000億円前後の業界ですら、その兆候が見られ始めました。

 

来年からの2年間は急激な変化が訪れる気がします。

良好な関係がある銀行に事情を説明し、今の内から借り入れを増やして備える必要がある気がします。

一気に差がつく時代の到来はすぐそこまで来ています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

前の記事

従業員ファースト

次の記事

急速な流れ