希少価値
先日、行きつけの書店へ行きました。
購入したのは、「月刊ダイヤモンドザイ」「月刊日経マネー」「月刊投資手帖」「一気読み世界史 出口治明 著」
ついでにいつものように、輸入部門の小田部店へ立ち寄りました。
いつものスタッフの男性二人と始めて見る女性が、お客様のお見送りをしていました。
店内に入ると明るい笑顔でその女性が、アイスコーヒーを出してくれました。
聞くと、この店の常連さんで、土・日だけアルバイトで手伝うようになったとのこと。
そういえば、輸入部門の福岡店も、国内部門の小倉店も、女性アルバイトが来てくれるようになっています。
とても良いことです。
入店してから、お茶やコーヒーを出してもらうのは、やはり女性の方が清潔感もあって嬉しいものです。
少しずつ、車のディーラーに近づいていると感じています。
39年前にバイク屋を始めた時には、暴走族等のイメージが強く、業種的には評価されていませんでした。
またメカニックも、店主の前近代的な考え方の丁稚制度風のものが多く、給料を含む環境までも良くはなかったのです。
私は自分自身が整備が出来ない分、メカニックの凄さに気づいていました。
そして、彼等を一時も早く「マイスター(その道を究めた専門家)」レベルに引き上げようと環境整備に努力を続けてきました。
どの店よりも早く、全店の工場にエアコンを導入したり、休日を増やしたり、少しずつきちんとしたものになってきています。
39年前にバレンタインデイにオープンさせたのも、喫茶店併設にしたのも『女性でも気軽に入れる店』を目指したからです。
女性のアルバイトが増えるということは、最後のピースが嵌まることに等しい。
今までは、2輪のメカニックに比較して、4輪の整備士の方が待遇面も良くて当然と考えられていました。
しかし、私の予想では、今後5年もしないうちに、2輪のメカニックの方が好待遇になります。
理由の一番は『希少性』です。
日本国内の4輪ディーラーの店舗数と二輪ディーラーの店舗数を比較しても、かなりの数で4輪の方が上回ります。
その整備士の数ともなれば、恐らく(4輪:2輪=9:1)くらいではないでしょうか。
圧倒的に2輪のメカニックの数が少ないのです。
且つ、販売台数も、保有台数も2輪の方が極端に少ない。
いいですね、実にいい!!
天邪鬼の私の理想形なのです。
私は、8割の人が右に行くときには左に行きます。
つまり、ニッチの勝負は小資本とアイデアで出過ぎた杭になれるのです。
大型バイクは、電動化にはならないと思っています。
同じ精密機械の時計を参考にすればすぐに理解できます。
セイコーがクオーツで世界を席巻した時に、スイスの機械式時計は大きなダメージを受けました。
しかし、現在を見ればその結果がどうなったか一目瞭然です。
世界中がインフレになっていく現在、毎日1人ずつビリオネアが増えています。
単なる電動化のバイクなど、趣味性も何もあったものじゃないのです。
機械式時計は、毎日面倒くさいし、メンテも定期的に必要です。
同じことがバイクにも起こると私は仮説を立てています。
つまり、電動化の4輪のメカニックとスイスの機械式時計職人との違いとなるのです。
