目を背けない
2026年9月8日(火)17:58 読了。
「日経平均10万円時代に備えろ」 藤野英人 著
国内部門の熊本店のスタッフルームで読み終えました。
税込990円で、簡単に読めます。
投資に迷っている人がいたら、一読の価値はあります。
結論は、日経平均が10万円になったとしても、国民すべてが豊かにはならないし、貧富の格差が一段と大きくなるというもの。
インフレでは資産価値が上昇するので、土地や株を持っている人が有利であり、借金してでも資産を「持つ者」がどんどん豊かになる。
数年後に「持っていない人」は、誰のせいでもない(世界中で起きている)インフレの残酷さを知ることになるでしょう。
具体的には、資産価格の上昇からは取り残され、生活コストの上昇だけをまともに受ける。
食料品や生活必需品が相当値上がりし、住居における賃貸料金もかなりのスピードで上昇します。
会社経営においては、給料を上げられない会社は倒れ、給料を上げられる会社が生き残れる。
黙って我慢してればいい時代は終わったということ。
この本は、株式を持つことを推奨しています。
これは私と全く同じ意見です。
不動産を持とうとすると、先ず莫大なお金が必要で、かなりの借金ができます。
株式は、自分で倹約してためたお金で、小額から実行できます。
では、どのような会社に投資をすればよいか?
この本では一言「真面目な会社」(利益を上げ続けている会社)、これは、我々中小企業にも当てはまります。
成長するには「経営者の気合」が必要というのも、私のアニマルスピリット論と同じです。
この著者はエンジェルとして、数社を上場させていて、成功する経営者像がはっきりと理解できているようです。
AIが発達すればするほど、情報を持つ人よりも、信頼される人の方が強みを発揮する。
インフレ時代に株や投資信託を持つことは、「攻め」というより「守り」
かつては「投資をするなら自己責任で」と言われていたが、今は『投資するかしないかは自己責任』になっていることから目を背けてはならないが、著者が最も述べたかったことだと思います。
