6月確定実績
先日、2026年1~6月累計と6月単独の月次決算分析会を、いつものメンバーで行いました。
結果としては、まあまあでした。
国内部門も輸入部門も、夏季賞与をそこそこ出しながら、減価償却費もきちんと計上する厳しめの決算でしたが、シッカリ利益が出ていました。
問題点は、店にばらつきがあることです。
多店舗展開の難しさは正にここにあります。
先ず、社長が頻繁に全店を回れないこと。
そして、任せた店長の手腕にかなり差があること。
国内部門は少しずつですが、シッカリと利益を積み上げていました。
しかし、在庫の中に不良在庫がかなり存在することが分かりました。
棚額は仕入れ原価方式ですから、仕入れ価格と同等の現金と同じです。
ところが、長期不良在庫の時価は、その原価を大きく下回っていることがほとんどなのです。
早めに何とかするようにアドバイス。
それと、各店舗の粗利率が毎年漸減している要因を調べるように、付け加えました。
自己資本比率が52%を超え、流動比率も200%近くまで来ました。
営業キャッシュフローもプラスで借入金も減っています。
大したものです。
輸入部門は、不良在庫が少なくなり、適正在庫に近づいてきました。
こちらが助かったのは、昨年大借金して購入した土地が売却でき、借入金返済と同時に利益も計上することが出来たことです。
まだまだ改善の余地ばかりですが、借金が大きく減り自己資本比率が34%を超えてきました。
こちらもまだ少ないですが営業キャッシュフローは黒字で、借入金は大幅減。
よくここまで回復させたものです。
輸入部門で大きく足を引っ張り続けている店舗があります。
9月に私が訪れ、(プロとアマチュアの違い)(弊社グループの独立採算制)(仕事への取り組み姿勢)等を、データを基にその店のスタッフ全員に教示することにしました。
息子に、「厳しめにやるから全員辞めるかもしれんぞ。その覚悟だけは持て」と言い、了解してもらいました。
整備士への求人倍率は5倍を超え、働き方改革も相俟って、メカニックの環境はかなり変化しています。
よい方向へ変わっているのは、とても理想的なことだと思います。
しかし、中小企業が成長するにはアニマルスピリッツが必要なのです。
お客様に喜んでもらうために、精一杯作業をこなし、結果を出し、お客様から感謝されてお金を頂くまでが『プロの仕事』なのです。
午前10時に店に来て、何となく作業をこなし午後7時までには帰宅するレベルの人材は、アマチュアのバイトと一緒だと私は思っています。
タイパかコスパか知りませんが、時間の切り売りが仕事と思っている社員がいれば、その店は大抵不況には勝てません。
どうせ何かの縁で、同じ釜の飯を食っているのです。
「楽しく・明るく・元気よく」プロの仕事をしながら、毎年給料が上がり賞与も上がっていくことこそ、好きなことをして豊かな生活が送れるのです。
