当たらぬ予測
先日雨の中、地下鉄に乗って天神まで出かけました。
午後2時からの証券セミナーに参加するためです。
天神地下街は平日の雨にも拘らず、若者と外国人でごった返していました。
担当者から、セミナーが始まる30分前に来て頂けないかということでした。
ぎりぎりの時間に到着すると、個室に案内され、何事かと少々不安にもなりました。
先ず手渡された紙の資料。
「一人法人」と「個人口座」のその日の前日までの、株式銘柄それぞれの評価損益と合計が記載されていました。
面白いことに気づきました。
長期保有銘柄が圧倒的に評価益が大きかったのです
長年含み損だった筑邦銀行まで、評価益額も評価益割合も大きくなっていました。
2016年の購入開始ですから、私の場合は10年持ち続ければ、資産が勝手に増えていたことになります。
次に手渡されたのが、陶芸家の十三代三輪休雪の展示即売会への案内状でした。
山口県の江戸時代から続く萩焼の名門窯の当主とのこと。
本当か嘘か分かりませんが、限られた人にしか案内状は出さないそうで、確かにとても立派なカタログが入っていました。
株式投資で、思わぬ利益が出ない限り買うことはない旨を伝えました。
この証券会社は手数料は高いし、売買がしにくいので、ネット証券に一部の銘柄を移そうと考えていました。
株式を他の証券会社に移管すると、担当者の業績に影響があるか尋ねました。
「あります。でも○○様の投資スタイルだとネット証券の方が良いと思います」
へえ、正直な人だなと感じ、「分かった、移管はしない。逆に資産残高が○○を超えたらどういうメリットがあるの?」
「ソフトバンクスの野球観戦チケットや歌舞伎の観戦チケットをお渡しできます」
まあ、大したメリットでもないと思いましたが、金融詐欺のことも考えると、資産の分散は必要だと思っているので、この会社に預けている銘柄はそのままにするつもりに決めました。
本題の14時からのセミナー会場まで彼女が案内してくれました。
35ページにわたる資料が用意されていました。
先ずIMFの世界経済見通し。
「世界経済成長率は2026年に前年比+3.0%へ減速した後、2027年に同+3.4%まで回復すると予測。一方世界のインフレ率は+4.1%から2026年に+4.7%に加速した後、2027年には+3.9%へ鈍化するとの予測」
日本の景気サイクルと市場サイクルの見立ては面白いと感じました。
業績相場(好況期)→逆金融相場(後退期)→逆業績相場(不況期)→金融相場(回復期)→業績相場(好況期)という風なサイクルになっているそうです。
現在は後退期に入りつつあり、『財務体質が強固な企業が選好されやすい』
私の基本的な考え方と同じです。
結論的には、10月から年末にかけて日経平均もTOPIXも上昇するだろうとの見解。
これは、私が最近読んだ経済誌のアナリストとの見解とは真逆でした。
何度も記述していますが、アナリストの予測は当たった試しはありません。
自分の信念をどこまで貫けるかがやはり重要だと思います。
新しいボールペン、お菓子、お茶のペットボトルを貰い、得した気分で帰宅しました。
