ファイナンス

 英語でfinanceと表記されます。

経営において良く使用される単語です。

簡単にいうと、お金を集めること・使うこと・増やすことを意味します。

日本では「資金調達」の意味合いが強い。

 何故、今この言葉を敢えて掲げたか。

我々二輪業界の本業だけの一本足打法では、今後の成長に一抹の不安を感じているからです。

実際に私は息子達に現実を知らしめるために「一人法人」も立ちあげています。

2028年までには、私の「一人法人」の経常利益が、息子達の会社の合計経常利益を超えることを目標としています。

 既述した通り、私は株式投資の譲渡所得は1銭も使わず再投資しています。

しかし配当金は積極的に使うことにしています。

ただし、今まで経験したことが無いアクションや、ワンランク上の食事や宿泊に使うことを心掛けています。

それは、弊社グループの顧客満足のヒントになるし、世界の動向が垣間見れるからです。

 その時には、息子達もなるだけ同伴させます。

これまた理由は簡単です。

本業に熱心になればなるほど、ミクロの世界に入りがちで、マクロな考え方やグローバルの考え方、俯瞰的な鳥の目が養えないからです。

 不動産セミナーや株式セミナーに参加していて、最近は特に驚かなくなったことがあります。

3億円以上のマンションの部屋は、直ぐに完売し大半が現金で購入されている。

アメリカに行くと、プライベートジェット機を保有している人が身近にいて、プライベート滑走路まで保有している人もいる。

アメリカに行くと目の当たりにするのが、朝食に1万円使う人がざらにいる。

 私に最近ある企業から高級なカタログが送られてきました。

2028年に竣工する風光明媚な場所のリゾートホテルの1室を所有しないかという内容でした。

完成予想の写真を見ても、それはそれは素晴らしいの一言でした。

内容に驚いたのが、2億円強を支払ってその部屋を購入しても、1年で10日間しか使用する権利がないのです。

且つ年間の管理費が20数万円掛かります。

 いい悪いは別として、今までの自分の成功体験や価値観に拘っていては駄目だと痛感しました。

子供達をこの1年間で3か所、勉強のために高級ホテルに連れて行きました。

そこで目にしたのは、日本人はほとんどいなくて、アジアを含む外国人達ばかりだったということです。

嘗て東アジア諸国全体のGDPの50%を占めていた大国日本は、その割合は今や10%しかありません。

我々は、大国ではなくなったという自覚が必要なのです。

 息子達に、法人用の株式口座を作らせました。

ファイナンスは事業の下支えになりながら、リスクをヘッジする機能があるからです。

お金に働いてもらう感覚を若いうちから養う機会でもあります。

このファイナンスだけは、経営者にしかできない大きな仕事だと思います。

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