暇つぶし

　2023年5月12日（金）と13日（土）に面白い広告が掲載されていました。

両方ともに西日本新聞見開き2面の大掛かりな全面広告です。

　前者は、福岡大学付属大濠高校第70回大同窓会でタイトルは「70回だヨ！全員集合」

場所はグランドハイアットホテル。

後者は、福岡県立修猷館高校でタイトルは「令和5年　修猷館同窓会」

場所はホテルニューオオタニ。

　共に、現在では福岡市内屈指の進学校です。

その両校が前者は12日に14～15面、後者は13日に16～17面に同窓会の広告を続けて打ち出したのです。

　暇つぶしに広告の中身を調べてみました。新聞広告は最小の広さの面積が決まっています。

先ず大濠高校は全部で213枠、修猷館高校は101枠。倍の開きがありました。

大濠高校では、4枠を一つとして（広告代はかなり高額となります）使用したのは個人名の一人のみ。一方修猷館高校は8社あり、2枠使用も複数社ありました。

これらの広告を掲載する人や会社は、そこそこ「上手くいっている」人々です。

その中では修猷館高校の方が「かなり上手くいっている」人々が多いのかもしれません。

　主な業種を調べると面白い事実が浮かび上がりました。

法人（有限会社・株式会社の代表取締役）掲載は、大濠高校が114。修猷館高校は45。

医師・歯科医師の掲載は、大濠高校が16、修猷館高校が52。

士業（弁護士・司法書士・税理士・社会保険労務士等）の掲載は、大濠高校が7、修猷館高校が40。

　他愛もない暇つぶしですが、地場で起業するには大濠高校の人脈が生きそうです。

医師・歯科医師・士業になれるのは、修猷館高校の方が有利に働きそうですが、ほとんどがライバルの競合相手となるレッドオーシャンであることも事実です。

もしも熊本で同様な広告掲載の要望があれば、8枠位を私の一人法人で使用するくらいにはなりたいものです。