広告の要諦

 久し振りに、行きつけのラーメン屋「福ちゃん」に行ってきました。

午後2時半ころ行ったのですが、珍しく15分程度の待ち時間で入店。

女将がにこりとして「大盛り普通で良いですか?」

マスクをしていても、私を理解してくれ、何時ものオーダーを覚えてくれているのです。

 些細なことですが、やはり嬉しいもの。

20年以上通いながら、大盛りラーメンは600円が700円に上がったのみ。

 レジで支払う時に、彼女がこっそりお店用に作ったと思われる和タオルを「いつも有難うございます」の言葉と同時に渡してくれました。

恐らくそんなに高価なものではありません。

その日は2度嬉しくなり「俺って、大事にされているな」とルンルンで店を出ました。

 最近の広告は安価にSNSやネットで出来ます。

ついつい、新規顧客に向けたものになって、商品パンフレットのようなものが増えている気がします。

 広告の要諦は、先ず、既存客に各種情報を与えることから始めるべきです。

その既存客が喜んでくれたなら、自然と新規客へと伝播していくのです。

 業績が落ち始めた時には、既存客をないがしろにしている可能性が大きいと思います。

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