今が腕の見せ所
可哀そうに、経営者として長男がかなり苦労しています。
オンシーズンの9月に実績が回復しない店から、資金不足を言われているからです。
経営者としてのオンザジョブトレーニングとしては、かなりハードなことから始まったようなものです。
長男坊を助けるために、車で往復8時間もかかって納車に行っていた次男坊も本部に呼び、魔ダムも加えて4人で午後11時過ぎまで話し合いを行いました。
子供達二人に先ず対処を話し合わせ、その後で私がアドバイスするという形態です。
私と次男坊の意見は大体同じ意見でした。
一番怖いのが『ゆでガエル』、これを回避するには『熱湯にカエルをぶち込むこと』と私のアドバイス。
また、『成長するには一旦縮む事は有り』ということも付け加えました。
これから数日、愚息達は悩み抜くことでしょう。
30代にして、ほとんどの人が経験していないことを経験中です。
どれほど悩もうが、一時も早く決断は下さねばなりません。
繰り返し述べていますが、悩んだ挙句の決断自体に失敗は有りません。
上手くいったら、その決断は良かった、上手くいかなかったら、その決断は間違っていたという結果が残るだけです。
上手くいくように猛然と努力さえすればよいだけです。
経営者が大きく変わらなければ、中小企業は変われません。
社員の意見は聞いてもよいですが、これほど環境の変化が激しい時代では、ボトムアップでは成功しません。
トップダウンというより、もっと激しい独裁の方が上手くいく確率は高いと思います。