危機意識に終わりはない
ある輸入中古車販売店の倒産記事が掲載されていました。
自動車をカスタムしたりして付加価値をつけ販売していたようで、ピーク時の売上高は35億円。
業界では有名だったそうです。
倒産の原因が3つ書かれていました。
1.社員の不正行為
2.店舗賃借時の保証金の償却義務
3.売買代金をめぐる仕入先との係争
よくあるパターンです。
「2」については契約時の取り決めをしっかりと理解していなかった可能性があります。
私も同様のことが有りました。
契約書は必ず弁護士に点検してもらい、メリットとデメリットを把握してから捺印することです。
「3」については、恐らく書面に残してなかったのでしょう。
言った、言わなかった論争は何も解決しません。
問題は「1」です。
私の知人も数人これで損失を被っています。
不正を行う人も最初は、大体がふとしたきっかけです。
これを防ぐには、兎に角何でも『見える化』することです。
それと、当たり前のことですが移動する『書面と物』が一致する事。
あるものが移動する時には、必ずそのものについての書面が存在する事。
組織は、タガが外れると一気に崩壊します。