2回目の招待状
先日、「リアル・マーケット・アナライズ 2016 in 福岡」に
行ってきました。既述していますように、今回で二回目です。
日本国内だけでなく、世界情勢や為替の勉強にもなるので
長男を連れて行きました。
円安や円高に振れる現象を、判りやすい理論で解説していくのですが
基礎の知識と少しばかりの頭脳が無いとついて行けません。
隣に座っていた長男を見ると、見事に船を漕いでいました。
ほとんどの中小企業経営者は、世界情勢が自分の会社に影響などを
及ぼすことはないと思っています。
ところがこれが大間違いなのです。環境が激変する今日
先手先手で会社を経営するしか道はありません。
今回のポイントは、消費増税が実行されようが、延期されようが
日本はこの2~3年に亘り、財政出動を総計20~30兆円行うという
ものでした。
ここで一番恩恵を被るのが建設業界。
次がデジタル・トランスフォーメーション。
簡単に言えば、人工知能やクラウドが恩恵を被るとのことです。
日本国内の消費については、米国と並んで
「高度消費社会」がより鮮明になるそうです。
つまり、判りやすく言えば「買っても買わなくても良いものが売れる」
時代が到来することです。
最後に、ここは私が一番興味があったところですが、
マイナス金利の効果がやっと出て来たことです。
TIBOR(銀行間取引レート)が地銀から下降し始めたそうです。
積極的な投資には絶好な環境になります。
長年利益が出なかった我が二輪業界にも、耐えて残りさえすれば
一筋の光が見えるかもしれません。