見えないところこそ

連日、三井不動産レジデンシャルが販売した

横浜のマンションが傾いた件が報道されています。

 

絶対にあってはならないことですが、

VWの排ガス試験データ捏造の件もそうであるように

何事も疑って、最悪のことまで考えて

大きな買い物はするべきだと改めて感じました。

 

また、少々高めでも補償等の事を考えると

大手から購入する安心感はやはりポイントが高くなります。

 

自分に何事も自信が無い私は、家族からもよく

過度な用心深さだと指摘されます。

既述しております自宅に関しても、その建築する過程を考えますと

私の用心深さと、疑い深さがこれほど発揮されたことはありません。

 

土地の選定にほぼ2年費やし、「世界で一番住みたい家」

赤池学・金谷年展共著 TBSブリタニカを3回も読み直し、

建築中も1日1回は現場に足を運びました。

 

表から見えない、法面の整備を徹底的に行い

地中には数十本の基礎用パイプを打ち込みました。

後輩のゼネコン勤務のT君にチェックしてもらったら

3階建てビル並みの基礎とのこと。

 

建物も普通は3寸の柱や大引きでオッケイなところを

全て4寸の檜を使用しました。床下には備長炭を敷き詰めるまでに

見えないところに拘りました。

 

お蔭様で、自宅自体の資産価値は毎年少しずつですが上がり続け

この自宅のお蔭で、会社全体でかなり低利の融資を

受けることができております。

 

ただ、限られた予算の中で、見えないところに

かなりの比重を賭けた為に、見てくれに関して

魔ダムはいつも「もっとお洒落な家が欲しかった」と

のたまうのであります。

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

前の記事

ドリルの穴

次の記事

ほんの小さな差