微妙な心理

今年に入って、弊社の業績が芳しくありません。

 

ブログに書いていますように、昨年12月から今年1月が

景気の底で、これから驚異的に日本経済は成長すると

信じていますが、各店からの日報を見る限りでは

景気回復の芽が感じられません。

 

このような日々が続き、

空模様がどんよりとしていたりしますと

弱気の虫が出てきます。

「昨年の複数店舗出店は、正しかったのだろうか?」

 

久し振りに、熊本の取引先の若手社長と話す機会がありました。

彼によりますと、

『工場を移転新築するために見積もりを取った。

2011年に造った昔の工場の設計図をそのまま

今回提出した。

前回は、4000万円でできたものが

今回1億円に跳ね上がっていた。

鉄骨等の鋼材が3倍以上に値上がりしている。

仕方なく、規模を小さくして建築する』そうです。

 

このような話を聞きますと

私は、自分の勘ピュータを信じて

昨年複数店舗をオープンしたのは、

大正解だったと思えました。

 

今年だったら予算オーバーで

1店さえ出店できなかったかもしれません。

 

たまたま自宅で読んでいた経営誌に

『「あの時、ああすれば良かった。

ああするべきだった。」と

思い返しがちだが、案外そう思う人ほど

当時はその場面場面では、

最善を尽くしているもの。』と書いてありました。

 

「やはりそうだったか、俺は正しかったのだ。」と

弱気の虫も引っ込み、明日からまた頑張ろうと

強気に転じた、単純な私でした。

 

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