懐かしい金額
私が脱サラした1986年に長男はまだ5歳でした。
もし起業に失敗したら幼子二人と魔ダムを
どうやって食べさせていこうかと思案したものです。
小学校の頃から色んなスポーツを継続してやってきて、
体力には相当自信がありました。
そこで、給料は良いが体力勝負の長距離トラックの運転手になることまで
決めていたものです。
数日前YSP小倉に仕事で行く途中、高速道路でのことでした。
走行車線を走っていた大型トラックの後ろの扉全体に
「運転手募集 40万円~」と大きな文字が躍っていたのです。
32年前の当時の運転手の給料とほぼ同じ金額でした。
人手不足でかなり上がってきてこの金額ですから
少し前まではかなり安かったのかもしれません。
建設業界に次ぐ人手不足が運送業界のようです。
この40万円が独り歩きすると大変だとは思いますが
我々の業界ももう少し給料を切り上げる必要性を感じます。
この話になると、鶏と卵の話と同様
利益と給料の関係になります。
弊社では6月と12月に給料改定を行います。
ここ数年上げ続けてきましたが
このトラックの運転手には負けています。
今度の6月には、全スタッフを思い切って上げて
それで大幅に赤字になる店舗は閉鎖する等の
ショック療法が必要かもしれません。