運、それとも単なるゲン担ぎ
ラジオから、ゲストのヴァイオリニスト篠原悠那の
楽器ケースの中身の話題が聞こえてきました。
彼女は現在、桐朋学園大ソリスト・ディプロマコースの3年生です。
2011年第80回日本音楽コンクール第2位、
並びに岩谷賞を受賞した、期待の若者です。
そのケースの中には、20個もの神社の「お守り」が入っているそうです。
彼女によると、演奏直前に急に楽器が壊れたり、プライベートでも
良くないことが続いたある日に、知人から、
何某神社に何日に行って祈願してご覧と言われ、
その通りにしたら、急にいいことが続いたとのこと。
それ以来、演奏会場の近くの神社に参り、お守りを買うそうです。
お守りと言えば、マラソンランナーの高橋尚子選手が
ユニフォームにお守りを貼り付けていたのは、TVでもおなじみです。
トップに立つアスリートや芸能人、経営者ほど拘りがあるような気がします。
努力を重ねても、結果に結びつくかどうかわからないこの不安な要素を、
物理や科学では証明できない「縁起」という形でルーティンにしています。
1.ナダル : 試合中、飲み物を同じ角度、同じ向きに置く。
チェンジコートの時には、必ず相手を先に行かせる
2.浅田真央: リンクに上がるときには、必ず左足から
3.的場浩司: 財布にお金を入れる際は、札と小銭を一緒に入れない。
お札は必ず向きをそろえて入れる。
4.永守重信: ネクタイはグリーン系のみ、1000本以上所有
長男が私の代理でN銀行の総会と懇親会に出席。
その経営者ばかり約150人出席の懇親会の席で、最年少の長男が
抽選で一等賞の景品を当てました。
JTBの10万円旅行券です。
すると、その銀行の役員の方々やほかの会社の経営者の方が
口ぐちに「運を分けてくれ」と握手攻めにあったり、触られたと
担当の支店長から聞きました。
次男も6歳の頃、抽選でオーストラリア旅行を引き当てました。
かくいう私は、実は幼い頃から、子供だけ300人くらいの集まりで
1等賞を当てたり、神社の縁日でこれまた1等賞を当てたり、
雑誌のクイズで立派なモネの画集を当てたりしていました。
当然基本は、人一倍の努力でしょうが、
私は「いいと思うことをやっていれば必ず『運』は良くなる」を
強烈に信じています。
私のラッキーカラーは赤、黄、金です。
方位にもこだわります。
東に赤、西に黄か金。
居間には「幸福の木」と「金のなる木」の観葉植物。
日課として、その日の無事を感謝して、神棚にお参りし
仏壇の前で短い読経をあげます。
それでも調子が上がらない時には、
写真の本で「盛運」の方角に必ず行くようにしています。