転がっているチャンス
久し振りに、夜遅くのテニススクールに行きました。
テニスエルボーや足首の捻挫に注意しながら
かなりの汗をかき爽快な気分でした。
恐らく30代と思われる若い男性とペアになり、
練習のメニューをこなしましたが
一つの練習メニューで小さなネットを挟んだボレーボレーの時に
私が「ちょっと休憩しよう」と誘うと
「いいですよ。」
そこから数分間の四方山話になりました。
私が「サラリーマンの方ですか」と尋ねますと
「いえ違います。不動産業をやっています。」
私:「若いのに凄いですね」
彼:「家族3人の小さな会社です」
私:「宅建は合格しましたか?」
彼:「やっと今年合格しました。合格率が15%なので苦労しました」
私:「一番困ったことは?」
彼:「苦労して売買にこぎつけた大型物件の現金に驚きながらも
少しくらいと贅沢したら、翌年の税金の多さに青ざめました」
私:「得意な物件は?」
彼:「狭い土地を探しコインパーキングを設置しています。
現金収入を得ながら、高くなったところを売却して
キャピタルゲインとインカムゲインの両方を狙います」
思わず目から鱗でした。
狭い土地と駅から離れた土地は
危険と信じて疑わなかった自分の知識の浅さに恥じ入りました。
どのような業種であれ、真剣に感性を深めていけば
チャンスは至る所に転がっているものだと気づきました。