忍び寄る
弊社の行く末を考えた時に
今までと同じ形態の二輪販売及び整備だけでは
社員全員を食べさせられない時期が来る可能性もあります。
そこで既述していますように体力のあるうちに
不動産ビジネスと飲食業を第二、第三の柱にする計画です。
不動産ビジネスはそろりとスタートしました。
次は飲食業です。
色々な形態や内容等を考えているのですが
そんな折に二つの情報がほぼ同時に入ってきました。
お一人は全然違う業種の会社を3社もお持ちの
とても優秀な経営者の方なのですが、
飲食店2店の内「居酒屋」を先月末で閉められました。
店長が夜中まで働く気力体力がなくなり、
次の店長が見つからなかったのと
深夜のアルバイト不足からです。
もう一人は次男の友人で、独力でバーを経営していましたが
こちらも、午前5時前後まで営業できる体力に限界を感じ
体調も崩したからです。
ともに、5年ほど経営を続けて、常連客も付き、
内容は悪くありませんでした。
結局夜中まで働く『人』がいなかったのが原因なのです。
身近なところまで「人材不足」の陰が忍び寄っています。
少子高齢化と育休を初めとする家庭回帰が
知らず知らずのうちに日本経済に浸透しています。
この環境変化を嘆くよりも、その環境に如何に合わせて
それでいて利益を上げられる形態を考え出す
非常に難しい舵取りがこれからの経営者には求められます。