国税庁
国税庁の平成25年度のレポート.
「脱税総額145億円、告発分は117億円。185件を調査して118件を検察官に告発。
告発1件当たり9900万円の脱税額。
脱税の手口は売上げ除外、
架空の原価経費の計上が多くみられたほか、
顧客から受領した飲食代金に係る消費税について
申告書を一切提出しない等の事例。
脱税で得た資金は、預金・保険・有価証券で留保されていたり
高級外車や別荘の購入、海外のカジノで遊興し費消。
告発の多かった業種は「クラブ・バー」「不動産業」「建設業」など。
また、法人数の状況と法人の申告状況(平成24事務年度)をみると
「法人数 2.985千件、申告件数 2.761千件、申告割合 89.7%、黒字申告割合 27.4%」。
非常に不思議に思いました。
我々は経営にあたっては、必死で黒字化をめざします。
それが続かないと、社員の給料は上げられないし、投資もできません。
最悪は、銀行の融資が受けられずに、倒産に至ります。
でも、周りを見ても、7割以上の店が倒産の危機に瀕しているようには
とても見えないからです。
こんな私の肌感覚から、
赤字でも課税する、
外形標準課税も仕方ないかもと思います。