有難いアドバイス
既述しました、週刊現代の定期購読を始めたきっかけは
私のサラリーマン時代の先輩のアドバイスがあります。
彼の考え方や、物事に関しての切り口が
私とかなり違いがありますので、
私の人格の幅を大いに広げさせていただいています。
その先輩から、『信州大学学長の新入生に対する訓辞』が
話題になっている旨連絡が入りました。
私は知らなかったので、早速調べてみました。
「信州大学を選ぶかスマホを選ぶか」等
過激なものも出てきましたが、
至極当たり前のことが語られていると思いました。
「スイッチを切って本を読もう。友達と話をしよう。
自分で考えることを習慣づけよう。
自分の持つ知識を総動員し、物事を根本から考え、
全力で行動することが、独創性豊かな信大生を育てる」
このような話を、小学生ではなく
大学生にしなければならないところに
本当に情けなさを感じます。
ただ、逆に考えると、今の若者は非常に楽です。
通学電車の中で、殆んどの人がスマホを見ている時に
本をじっくり読み、メールやラインで連絡し合っている時に
手紙を書く。そして、「情報量は移動距離に比例する」を
実行する。
これだけやれば、殆んどの人の上に立つことができるのです。
デジタル化が進み便利になればなるほど、それに頼る人と
愚直に行動する人との格差は開いていきます。
スマホを開発したアップルのジョブスが
自分の子供には、アイパッドを使わせなかった事実を
忘れてはなりません。