好奇心

 今年のノーベル物理学賞受賞者である「真鍋淑郎」氏は、日本人向けの言葉として『常に好奇心を持て』と言われました。

確かにこの好奇心の探求が、偉大な発明や発見を導いてくれるのは理解できます。

それでは、どのようにしたら好奇心が持てるのでしょうか?

 私なりに考えたのですが、これといったものは出て来なくて、やはり才能が関係するかもしれないと感じていました。

 ところが、今回魔ダムと岩手県、青森県へ旅行に行ってから、考えが変わりました。

単純に知らないところへ行って、知らない事柄を聞き及ぶと、自然と好奇心が芽生えてきたのです。

つまり、好奇心を持ちたい人は、旅行するのが手っ取り早いという簡単な事実を突き止めました。

 今回の旅行は、新聞広告で知りました。

竜飛岬(石川さゆりで有名 たっぴみさき)と大間崎(おおまのマグロで有名)という、本州最北端へ行くことと、星野リゾート青森屋に宿泊できるということ、更に65歳以上限定という3点で選びました。

魔ダムへの慰労のつもりでしたが、私の知らない場所や事柄で溢れ、いろんなジャンルの好奇心を沸き立たせてくれました。

 知らなかったこと

1.「福岡空港」-「いわて花巻空港」の直行便がある事。

2.岩手県の面積は四国全県とほぼ同じ

3.岩手県はアンバー(琥珀)の産地である

4.岩手県は7割以上が山で囲まれていてそのふもとで、石川啄木と宮沢賢治の二人が同時期に活躍した

5.太宰治は青森の大富豪の6番目の子供に産まれながら、両親の愛を全然受けなかったこと

6.瀬戸内寂聴を出家させたのが今東光だったこと 

7.恐山へ拝観へ行ったのですが、日本3大霊場が、この「恐山」「比叡山」「高野山」であること etc.

 旅行は9組合計18人でした。1組のみ女性同士で、残り8組は夫婦。

最年少カップルが我々の131歳。最年長は160歳(夫82歳、妻78歳)。

大抵のカップルは、奥様はあまり喜ばれていなくて、仲が良さそうには見えませんでした。

この最高齢のカップルのみが、行く先々で手を繋いでいたのが印象的でした。

お二人はコロナの直前に、「バルト3国」にも行かれたとのこと。

 私が取った行動。

1.いわて花巻空港で「啄木 賢治 の肖像 岩手日報社」の本を購入

2.太宰治の「津軽」を手に入れて読む決意

 ガイドさんと仲良くなったのですが、「5月の桜の季節が最高」との言葉に、いずれ車で制覇しようとも考えました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

未分類

前の記事

M&A
未分類

次の記事

目を覚ませ