M&A

 Mergers&Acquisitions(合併と買収)の略称ですが、弊社グループに仲介業者から頻繁に連絡が来ます。

大手信用調査会社に毎年の会社情報を公表しているので、そのデータを吟味して連絡してくるようです。

 買収のターゲットになっていること自体、優良企業と認められているので嬉しくはあります。

先日も売上高1000億円の企業が弊社グループに興味を持っているとの内容で私にコンタクトが有りました。

過去には、勉強のために大手の仲介業者2社と面談も行いました。

 大抵の創業者は、自分で起こした会社を他人に譲る気はないものです。

私は少々違っていて、会社の継続が担保され、且つ従業員の雇用が守られ、従業員の待遇が今以上に改善され、財務体質まで強固になるのであれば、売却は構わないと思っています。

 多くの同業者を見ていると、会社が儲かったらまず社長の所得を上げようとします。

私の考えは、社長の給与は銀行が不審がらない程度に安くして、成果を上げた従業員の方が年収が高くなるといったものです。

そして、それなりに余ったお金をどんどん会社の内部留保として積み上げます。

会社が成長し、且つ内部留保が増せば、一気に会社の評価が高まるのです。

 私は今まで、個人の株式投資の利益等も含めかなりの金額を会社に再投資してきました。

その結果が、会社の良い評価となっています。

 ENEOSが、脱石油の為に新興企業を買収することになりました。

ジャパン・リニューアブル・エネジー(JRE)という、再生エネルギーの会社です。

洋上風力と太陽光発電に強みを持っています。

何とこの会社の2020年12月期の売上高は、36億円に過ぎないのに、これを2000億円で買収するのです。

 いや~~夢がありますね!!

私も現在のグループ会社を更に優良企業にして、SDGsにマッチした会社に変化させ、大型買収されるくらいにしたいと考えるようになりました。

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