大きな変化
昨日から、新居の「建て方」が始まりました。
基礎の打ち方も、その上の床板の打ち方も、22年前とは全然違いました。
殆どがプレカットで、しっかりと組み込まれ、気密性の高さが伺えます。
この土台の上にこれから上物が建っていきます。
私が午前7時半頃に現場に行くと、現場監督と、建て方の棟梁から挨拶され、スタッフを紹介されました。
3人の若者は全てフィリピン人でした。
日本語の丁寧な挨拶とお辞儀が有りました。
私は常に挨拶は、先方より深くすることを心がけています。
その通り実施すると、若者達は妙に恐縮していました。
一条工務店に確認すると、フィリピンに、基礎工事から建築全般までの学校を持っているそうです。
その学校で訓練を積ませ、優秀な人材を日本へ送り込んでいるとのこと。
流石、日本一の戸建ての建築数を誇る会社だと思いました。
工事の様子は、今の自宅の2階から手に取るようにわかります。
一級建築士の現場監督が、打ち合わせ最後に、細かな注意を行っていました。
聞こえてきた言葉で印象に残ったのが、きちんと仕事をして検査に合格しないと、全て解体してやり直させるというもの。
「家」は大きな買い物です。
今の家の時もそうですが、私は出来る限り現場を見にきて疑問に思う事は、大工に嫌がられようが平気で質問していました。
その頃は、大工の腕の良し悪しが建物にも表れていました。
1階の床は良い大工が張り、2階のそれは駄目な大工と、素人の私でも理解できるほどでした。
今回も『うるさい親父』との印象は与えられましたので、あとはしっかりとチェックするだけです。
昨日が1階、本日が2階、明日が屋根となります。
「大引き」という概念さえなく、「筋交い」も見た目はワイヤーでした。
強固な家造りへの大きな変化なのでしょう。
一日中見ていても飽きません。