どちらに軍配?
日本国内のビール戦争は、常にアサヒとキリンがクローズアップされます。
私も何度かこのブログで取り上げています。
この戦争で、二社のトップの考え方が全然違うことに興味を覚えました。
キリンは数量を稼ぐためにPBのOEMを始めました。
所謂、安いビールの登場です。
アサヒはPBはやらないとトップが明言しています。
あくまで高級化路線を突き進むそうです。
また、百貨店でも同じような戦争があっています。
特に大丸と三越伊勢丹です。
大丸は百貨店にユニクロを入れたり、所謂不動産業に近い形態に舵を切りました。
一方、三越伊勢丹は新社長が思い切って、高級化路線に突き進んでいます。
経済誌でも中価格帯は全て無くすとインタビューに答えていました。
大塚家具が、中価格帯にシフトして3年で倒産寸前になったことを考えると、然もありなんという思いです。
我々中小企業は、ニッチの高級化路線を目指さないと、生き残れないと思っていました。
ところが、これらの情報を見ていますと、大企業ですらどちらかに偏るのです。
果たして、どちらが勝つのか非常に興味津々です。