もうちょっとくらいがちょうどよい
3月28日(木)に日経平均が急落しました。
初めて株式投資を行った人などは、肝を冷やしたかもしれません。
これは、3月27日(水)に3月決算の配当を受け取る権利が確定したため、28日には売却が増えたのが原因。
しかし、詳細に見ると、その配当落ち分以上に下落しているのです。
これは、期末の年金基金が日本株をかなり売却したものです。
28日(木)の15時に、オンワードが配当をさらに増やして20円に増配する旨の記事を発表しました。
29日(金)の株価上昇は、私の中ではかなりの確率でした。
そこで29日(金)は、午前8時過ぎから株式投資の画面をにらみながら、推移を見守りました。
本来は600円超えを狙っていたのですが、その力はないと判断。
全ての株式をほとんど「成り行き」で売却。
素人は1円でも高く売ろうと指値をします。私は売ると決めたら確実に確定させるためにほとんどが「成り行き」で売却するのです。
私の平均買値は497円、売却の平均単価は564円。
驚くほどの利益ではありませんが、僅か3か月間の勝負でした。
しっかりと配当金(インカムゲイン)を受け取る権利を得、譲渡益(キャピタルゲイン)も確保できたのです。株主優待の権利までもらえます。
シングルヒットで1点追加したくらいの感じですが、私にはこれくらいの地味さが合っています。
これで、4月に誕生日を迎える孫のプレゼントと、来年小学校に入学するための土屋鞄店のランドセルを購入できます。
頼もしい、ジイジの出来上がりです。
本来なら、4月4日(木)の本決算発表時に、自社株買いがあるかとも思ったのですが、今後不況の予感がしている私にとって、不要不急品の衣料関連は売りだったのです。
この売りによって、待機資金が増え、私の防御株である「JR九州」と「日本郵政」の買い増しも、雀の涙ほど行いました。
さて、既述している通り4~6月は様子見をしようと思っています。
米国株も日本株も、微妙なバランスで株価が形成されている気がしてならないのです。
何か一つでも可笑しな要素が出ると、一気に下げに転じるかもしれません。
騰落レシオの高止まりが、あまりに長く継続中でもあります。
まあ、あまりあてにもならない私の予想ですが、不安要素をものともせずに日本株が上昇しても、痛くもかゆくもないので、ゆったりと構えます。
もしも急落したら、その時に待機資金を一気に投入します。
面白くなりそうです。