ある試算

 私の肌感覚では、日経平均も米国株もそろそろ天井を付けて、ゾンビ企業等の倒産も増え、暫くは不況感が漂います。

日本の株価に関しては、世界中の株価に対して、現在でも割安で出遅れ感があるので、約4000種類の上場企業の中には、株価が上昇を続けるものもあるはずです。

私は、時間をかけてそのような株を探せば良いだけです。

金余りはまだまだ続いているので、人間の欲が無くなるはずもありません。

ここで、BS,CFなどの分析と、私がその会社の社長だったらどうするかという経営者目線が生きてくるのです。

株式投資と不動産投資を本格的に始めて、脱サラして経営者としての道を歩んだことが非常に役立っています。

 一方、経営に目を向けると、これからの不況は舵取りがかなり難しくなります。

理由は二つ。ひとつは日本国内の消費マインドが冷え始める。

もう一つは、融資金利の上昇。

 この先に暗雲が立ち込めているのに、賃金、資材、燃料費、賃貸料等の値上がりが続くのです。

経営者に能力のない会社は、次々に倒産が始まる気がします。

ここを踏ん張って生き残れば、今まで以上に残存者利益を得ることが出来るでしょう。

 中小企業庁の試算によると、2025年までに後継者不在により、黒字廃業する中小企業は、60万社にも及ぶのです。

中には、素晴らしい会社もあるかもしれません。

必死で生き残るだけでなく、その優良な会社をM&Aする準備だけは常に怠らないことです。

そのためには、今まで以上に取引銀行との良好な関係が重要だと思います。

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