一度は泊まってみたい宿

 弊社グループは12月決算です。

私の一人法人以外の息子達2社の決算速報値は先日出ましたが、不明瞭な点がいくつかあり、2月5日までに修正することとなりました。

そこで、全11店舗の経理を担当している真ダムに頼まれ、私が運転手として急遽一緒に行くことに。

慌ただしく、2月1日(木)午後3時過ぎに自宅を出発し、鹿児島へ向かいました。

 宿泊先で、急ぎ夕朝食を取るには旅館が一番。

そこで1年ほど前に宿泊していて、とても良い印象を持った「手塚ryokan」に泊まりました。

野天風呂付の部屋を取り、夕食が始まるぎりぎりの午後6時20分頃到着。

小雨に少し霞んだ田舎風の佇まいが何とも情緒的でした。

 かなり急いで運転してきたせいか、到着して独特のイントネーションである鹿児島弁の抑揚を聞くと、何故かほっとしました。

夕食は、特選の黒毛和牛のしゃぶしゃぶ。

全ての料理が美味しかったのですが、白ご飯の旨さに脱帽。

 午後9時半頃大浴場に行きましたら、私一人。手足を思い切り伸ばし、ゆったりと疲れをとることが出来ました。

それから、寝る前の午後11時頃に、部屋の外にある野天風呂に入りましたが、これまた風情満点。

小雨に打たれながら、至福の時を過ごしました。

 翌日は午前9時頃その旅館を出て、直接鹿児島店へ。そこで4時間ほど経理を行い、直ぐに長男の経営する熊本店へ。

そこで2時間ほど経った後に、今度は次男が経営する熊本店へ。

帰宅したのは、午後9時頃。二人共に昼食も夕食も食べる暇もありませんでした。

この時間に開いている早良区原にある「資さんうどん」へ行き、ちょっと贅沢しようと「幸せセット」なるものをオーダー。やっと3店舗分が終了。

 強行日程だったせいか、「手塚ryokan」の素晴らしさが一層引き立ちました。

私なりの一生に一度は泊まってみたい宿に、先日日本一周旅行で知った「長門湯本温泉 別邸 音信(おとずれ)」を決めていました。

こちらは、どちらかというと、元気のない人に、大いなる野心を抱かせる旅館です。資本主義の上を目指そうという気にさせます。

近くの観光名所も、「松下村塾」「角島大橋」などを回れば、腹の底からみるみる力が湧き出ることでしょう。

 そして、今回「宮之城温泉 手塚ryokan」を一生に一度は泊まってみたい宿に加えることとしました。

こちらは、どちらかというと、猛烈に突っ走ってきて少し振り返る時が良いでしょう。

人生そのものを振り返り、もう少しゆったり、のんびり、「ほっとする」時間も大切だと教えてくれます。

観光名所は「曽木の滝(日本のナイヤガラと呼ばれています)」と「霧島神宮」。

この大規模な滝の流れで、今までの人生の不浄を流し去るのです。

森に囲まれた厳かな霧島神宮で、今ある自分の人生の感謝とこれからの心の平穏を願うと良いかもしれません。

 残念ながらお子様連れには不適格です。自分が一番信頼する人物と出かけることです。

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