類は友を呼ぶ
6月4日(日)に2週間ぶりのボランティアのラグビーのコーチに出かけました。
その日は午前9時からの練習を午前11時までに切り上げ、その後は保護者を含めてバーベキューをすることに。
幼稚園児の両親やコーチは大抵が30代~40代。
顔を合わせて他愛もない話をするだけでも若返ります。
いろんな話をしましたが、お酒が入るに従い(私は飲みません)、本音のトークや身上に関することも話題になりました。
一人が面白い人生を歩んでいました。
私より一回り若いのですが、昨年ふるさと納税で限度額180万円を使いきれなくて、120万円で終わった話が出ました。
周りの人達は、ほとんどがきょとんとしていました。
私は、給与所得の他に不動産所得と株式の配当所得等があるとすぐに気づきました。
180万円の限度額と家族構成から逆算すると、昨年の個人所得はおよそ5000万円弱。
「ほお!?」と興味を持った私は、次々に質問。
すると学生時代に4年間アメリカに留学し、そのあと2年間は南米にも留学という経歴の持ち主。
そのようなグローバルの視点があるからこそでしょう。
これから日本には食糧危機が必ず訪れると、長男を農業系の大学に進ませています。
且つ株式投資だけでなくFXまで行っていると。
私の長年来付き合いが深い友人が、「JETRO(Japan External Trade Organization)の面接に合格しました。銀行が手のひらを返すように全額融資すると言ってきました」と打ち明けてくれました。
私:「それは良かったですね!借りる時にはなるだけ多くを長期間で借りた方が良いよ」
友人:「実は、先々でも融資が必要になるので少額しか借りませんでした」
私:「それはそれでも良いけれど、借入期間はなるだけ長くすることだけはした方が良いよ」
私:「銀行が嫌がるのは借入期間を途中で延長すること。長期間で借り入れを行い早く返す分は担当者は面白くないけれど信用度は上がる」
彼は、60歳の定年と共に、一念発起して起業して丸2年。私のラグビーでの教え子である彼の息子さんがアメリカで就職しているので、米国進出まで視野に入れているのです。
とても素晴らしいことだと思います。何とか応援したいと常に思っています。
もう一人の親しい友人が2週続けて休むという事だったので、上記の彼に理由を聞くと、奥様と二人でスペインに旅行中とのこと。
その彼は、定年後嘱託として働いていて、今年の3月末に完全リタイア。子供4人を育て上げた奥様への感謝だそうです。
ラグビーのように、一見地味で危険そうで、きつそうなスポーツを経験している人々は、やはり少し変わっている気がしますが、男としての芯は一本通っているのも確かな気がします。