流石日本一の会社

 トヨタ自動車が、2023年4月1日付けで社長交代を発表しました。

現社長の豊田章男氏が代表権のある会長へ、新社長はレクサスを率いてきた佐藤恒治執行役員が昇格。

何と彼の年齢は53歳。大幅な若返りです。

 社長交代に対する豊田章男社長の理由の一つが、全く私も同感のものでした。

弊社グループは対して売り上げも大きくなく、世間から見れば小さな企業です。

しかし、いろんな場面で上場企業の社長の考え方を知るにつけ、私は間違っていなかったと確信できました。

 私が一番合点した豊田氏の言葉。

「正解が分からない時代に変革を続けるには、トップが現場に立ち続ける必要がある。それには、体力と気力と情熱が欠かせない」

正しくその通りだと思います。私は体力と情熱が無くなってきたと感じましたので、この数年をかけて事業譲渡を行っているのです。

 トヨタの優秀な社員と違い、息子達の能力にはまだまだ劣るものがあります。

そこで敢えて失敗も経験させようと、私は代表権のない会長となった違いはあります。

 シンプルではありますが、至極当然の行為を行うトヨタは、流石に日本一、否世界一だと改めて感動しました。

日本電産、ファーストリテイリングの2社がそれぞれの分野で世界一になるには、この豊田の人事をしっかりと理解することだと思います。

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