卒業証書
昨日、東京の司法書士事務所から、書類一式が送られてきました。
私一人の法人で売却したビルの書類でした。
登記識別情報通知1冊、登記完了証1通、根抵当権解除証書1通、根抵当権設定契約証書1通、登記識別情報通知3通、所有権移転登記完了証1通。
中身を見ていくとなかなか面白い発見があります。
私の会社の所有になるまでの履歴が記され、最終的な売買先もわかります。
驚いたことに、最初の人の借入金利は2.25%で、私に渡る直前では1%を切っているのです。
当然別々の銀行ではありますが、1億円以上の借入に対する1%以上の金利差はかなりのものになります。
この売買に関してお世話になった人々を接待しました。
不動産会社の担当者と所長、銀行の担当者と支店長、管理会社の担当者。
それに私と魔ダムと子供達です。
特別な事が無ければ、私が一番最初に死を迎えます。
その後の人脈の承継を兼ねたものです。
9人集まって食事をする高級店はなかなかありません。35年の付き合いがある「うまかもん亭」の鉄板焼きにしました。
最上級の特選のヒレ900g、ロース900g、それにアワビを付けました。
この店は、私が脱サラして創業した1987年に初めてきました。
当時私のお店のお客様がこの店で働いていたからです。
魔ダムが、お店に利益が出たら1年に1回はこの店に来たいといっていたのに、これほどの人数を接待できるなんて夢のようと言ったことが、とても印象に残りました。
取り敢えず不動産投資の勉強は、皆さんのおかげで卒業証書を貰った気がします。
資本金100万円が6年5ヶ月経って何に変わったか。
西日本FH 10000株(平均買値773円)、シンニッタン 40000株(平均買値223円)。
ビル売却で利益が出たのですが、ほとんどのキャッシュを、この1週間で株式に投入しました。
私一人の法人なのでこれからの推移を記述しても問題は発生しないでしょう。
100万円がどこまでの資産になるのか、今後を楽しみながら読んで頂けたらと思います。