私に残ったもの

 先日、経営の神様と言われた、京セラ会長の稲盛和夫氏がお亡くなりになられました。

この方の本は、日本電産の永守氏と同様よく読んで勇気付けられたものです。

どちらかというと、「いけいけどんどん」の私には、最初の頃は、この稲盛氏の仙人のような話は自分には無理だと感じを受けたものです。

 弊社が毎年増収増益を続けた時にリーマンショックが襲います。

いつの間にか、今までの慣習だった神棚と仏壇のお参りもしなくなっていました。

そして、株式投資も信用まで手を染め有頂天の極みのところに、このリーマンショックが襲ったのです。

 一気に会社の業績は悪化し、社員の離職も増え、株式残高も6800万円が2500万円まで目減り。

この時に大いに反省をして、稲盛氏の本を再読しました。

 「そして、謙虚にして驕らず、更なる努力を」という言葉を見つけるのです。

その努力も『誰にも負けない努力』というものでした。

 そしてこの経営の神様が、毎晩寝る前に神様に反省と感謝をしているという事で、私もそれ以来神棚と仏壇の前で毎晩手を合わせるようになりました。

今でも欠かさず続けています。

 「現在の状態は過去の自分自身の結果であって、未来はこれから自分が払う努力の結果で決まる

我がグループ全店に神棚を設置しています。

毎月1日には新たな榊に換えているでしょうか?

各店長は、毎日帰る前に、一日の反省と感謝を行っているでしょうか?

 非科学的というなかれ!

経営者の本を読むと成功者の7割以上が毎日神様に感謝しているのです。

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