やっと世界に近づきつつある

 最近の日本に関する各経済誌等は、今後益々日本は駄目になるの一辺倒です。

確かに長年にわたるデフレの影響は免れません。

インバウンドの数が増えたのは、単に日本の物価が安すぎるが故。

 この20年以上物価は安定し、いつの間にか世界の先進国の中でも最も安く成り果てました。

原材料が同じマグドナルドのハンバーガーの価格比較が、ずいぶん昔からなされてきました。

日本は世界中の中でも圧倒的に安い。

 つまり、そのしわ寄せは、従業員の給料や、地価の安さからきているのです。

日本中の優良な土地や技術や優秀な人材を、世界中の金持ちが買い漁っています。

日本国大好きな私にはとても耐えがたいものです。

 福岡市の地価は上昇傾向にありますが、その賃料は10数年前とほとんど同じです。

人件費や建築コストが相当上昇しているにもかかわらずです。

私が売りに出した物件を買いたい人が現れたとのこと。

ところが私の希望金額と2000万円違っていました。頼んでいる不動産会社の査定に近いものでした。

 このような閉塞感を打ち破るような記事が新聞に載っていました。

三菱地所が2027年度に完成させる高さが日本一のビル「トーチタワー」。

この高さ390メートルの高層階を50戸程度賃貸住宅にするとのこと。

一番広い部屋で400㎡超、その月額賃料が500万円超となる予定だそうです。

 流石三菱グループ。これくらいしないと世界に笑われる。

今までの経済に関する日本の常識は、非常識だったと一時も早く気付くべきだと思います。

私のアパートも空室が出たら、積極的に値上げしようと考えています。

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