老後の投資

 私は頻繁に株式投資の勧めを説いています。

ただ忘れてならないのは、株式投資にはリスクも生じるという事です。

最悪のものは、全てのお金が紙くずになるというもの。

 若い頃と老後では、自ずと投資の選択をする会社が違ってきます。

若い頃には攻撃的な投資、つまりリスク度は高くても、リターンの大きいものに投資。

老後は守りの観点から、リターンは少なくてもリスクが低いものに投資。

 先日、私より年上の知人から、株式投資を恐る恐る始めたとのことで相談を受けました。

そこで勧めた銘柄は3つ。

日本郵政、JT、NTTです。

何故これらの株式かというと、上場企業の中でも最も倒産のリスクが少ないからです。

これらの会社はもともと国有企業で、民営化された現在でもそれぞれ33.3%の株式を国(財務省)が持っているのです。

国が潰れない限り大丈夫な体制です。

且つ、配当率が3~5%もあり、同じ100万円を貯金した時と、この株式を購入して配当金を得た場合、株式投資の方が150~250倍の金額になるからです。

 その中でも夢を追うならNTTです。

2021年11月17日の日経新聞の記事によりますと、6G向け次世代通信基盤(IWON)で世界のゲームチェンジを狙っているそうです。

携帯電話のiモードでガラパゴスになった失敗を教訓に、世界の100社と連携する作戦です。

素直に、その知人はNTTを購入しました。

 完全なる投資術など存在しません。いろんな情報を見聞きして、最後は自己責任で行う事だけは忘れてはなりません。

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