負債のてこ作用
石炭、石油、天然ガスが異常な高値を更新しています。
これからいよいよ物価高のインフレになると考えています。
私は、現預金はほとんどなくて、株式と不動産と貴金属、それに会社には多額の借金。
金利が安いうちに借り入れを増やし、投資を行ってきました。
一見怖く感じますが、インフレになると状況は一変するのです。
日本人の多くが現金や預金は減らないと考えていますが、大きな間違いです。
インフレになると、その価値はどんどん下がっていくのです。
私が持っている不動産などは、インフレになればなるほど純資産の価値は増えていきます。
おかしいような感覚があるでしょうが事実なのです。
仮に、資産の50%を借金で賄っている人は、資産価値が10%上がると、負債を除いた純資産価値は20%上がるのです。
不動産全体の価値を「100」とします。価値が10%上がればその不動産価値は「110」。
借金を引いた純資産は『110-50=60』となり、20%アップとなるのです。
この事を「負債のてこ作用」と呼びます。
7年前に大借金をして購入した不動産は、20%以上値上がりしています。
つまり純資産は30%以上増えていることになるのです。