商家の家訓
一昨日に2度目の読了。最初は2011年に読んでいました。
弊社もリーマンショックの影響を強く受けていたのでしょう。
調べてみましたら、2010年の決算で創業年以来2度目の赤字決算となっていました。
しかもその赤字額が1300万円にのぼっていたのです。
一人苦しんで、この書物に頼ったのかもしれません。
しかし、読み進むと、火災にあって店や商品が消失したわけでもありませんし、政治が急に変わって仕事が出来なくなったわけでもありません。
200年以上存続している会社に比べれば、大した災難ではなかったのです。
この書物にはいろんなことが書かれています。その中でも普遍的なものが次のことでした。
「商人にとって一番大切なものが信用であり、信用の基となるのが、正直である。それは、一朝一夕にできるものではなく、永年にわたり構築されるものである」
「人を大事にすれば人が集まり、お金を大事にすれば、お金が集まる」
「人を感動させる3要素は『新しき事・珍しき事・面白き事』」
「後継者の教育は、転ばない生き方を教えるよりも、転んでも立ちあがることのできる生き方を教えよ」