当たり前ではなくなった
私は、資産株として日本郵政とJR九州を持っています。
そのせいか、この二つの企業情報には敏感に反応します。
このコロナの影響や働き方改革でこの2社も大きく変わろうとしています。
私は株主として大賛成なのですが、一般の人にとっては、サービスが悪くなる傾向なのです。
先ず、一番大きなものが今年の10月2日から、土曜日の配達が無くなることです。
どうしても土曜日に配達指定すると現行32円が210円へと値上げされます。
次に今までは午後5時までに投函されたものは原則翌日に配達されていました。
それが1日延びるのです。金曜日に投函されたものは月曜日に届きます。
JR九州の新幹線料金が値上がりしました。
その他にも、赤字路線の便数を大幅に減らしています。
両社ともに民間企業です。利益を上げてなんぼなのです。
今後もいろんな形で、今まで以上に不便が生じてくるでしょう。
ずいぶん昔は、日本の水はただでした。ところが現在では水にお金を支払うのが当たり前になっています。
今までの日本は、低価格や無料に慣れ切っています。その陰では、相当な苦労をしていた人々がいたのです。
これからは、人が動くことへの対価が必ず発生するようになると思います。