2400件の投稿

息子達と社員向けに始めたこのブログも、今回で2400日となりました。

大した内容でもなく、重複したことも含み、面白みもないかもしれません。

それでも、会社を潰さないために、少しでも警鐘を鳴らそうと始めたのです。

この区切りで、改めて経営の原点に返ろうと思います。

『会社の業績悪化を外部環境に求めてはいけない』

冷たいようですが、今回のコロナでの倒産も、やはり経営者が悪いのです。

東北の震災の時のエピソードがあります。

ユニークな経営で、各方面から賞賛されていた、本社が愛知県にある樹研工業の経営者の話です。

東北の震災で、宮城県にある工場の被害が皆無でした。

地震も津波被害もある地域と聞いていたので、山側で一番地盤が固い地域を調べ、その地域が空くまで待ったそうです。

他の企業は、海を埋め立てた工業団地に建築していたので、不便な山奥の工場建設を訝しく思う人もいたそうです。

東北の震災で「想定外の地震でしようがない」と思う経営者に苦言を呈しています。

国がどうなろうと、自然環境がどうなろうと、経営者というのは『会社を絶対に守らないといけない』。

息子達が、心の底からこう思えるようになった時初めて、一人の経営者となるのです。