思わぬ性格
長男が一緒に住むようになって数か月経ちました。
我が家の庭を見まわし、実のなる木が少ないと呟いていました。
ある日突然、「トマト」の苗木を数本と培養土や如雨露まで買ってきて、スコップを使って植えだしたのです。
そんな面倒なことをするような子供だとは思っていなかったので、魔ダムと共に驚きを隠せませんでした。
日を追うごとに、その他の実のなる木も購入してきました。
レモン、オレンジ、グミ、ブルーベーリー。
植えたところを観察すると、やはり素人。
周りの雑草はそのままです。
とても、美味しい果実が出来そうもありません。
それでも、直ぐに行動に移した事には感心しました。
一昨日少し赤みが増したトマトを収穫しました。
長男に「トマトの費用はいくらくらい掛かった?」と尋ねると「6千円くらい」。
「えっ、1個1500円のトマト」
続けて彼曰く「お百姓さんはやっぱり凄いね」。