急速な流れ
弊社が定休日増加の記述をしました。
11月~2月まで完全週休二日です。
それ以外の月も、月2回の週休二日制。
平均すると月に8日以上の休みとなります。
恐らく日本では、弊社が一番早く打ち出した政策だと思います。
私の創業時と比較すると、休日数は大幅に増え、終業時間は大幅に短くなっています。
隔世の感があります。
最近のメディアでは、外食産業やその他のサービス業でも、年末年始の休日が一気に増えたと報じられています。
次第に全ての産業で同様になると感じていました。
ところがある新聞の記事に目が留まりました。
銀行が、利用率の低い支店を週休5日にするというものです。
イヤー驚きましたね。
次第に増えるのではなく、この流れは急速になる可能性があるのです。
現在の日本は、完全に物やサービスは行き渡っています。
そうなると、個々人が自分に必要としているものだけに関心が向きます。
つまり、一般大衆全般に良いビジネスなどあり得なくなるのです。
一部の人にだけ必要で価値がある、物やサービスというように細分化されていくのです。
そこでは何が重要かというと、「いつでも開いている」などということではなく、その「商品や技術が一級品である」ということです。
繰り返しになりますが、我々二輪業界はますます技術力の世界になります。
従業員の満足度を上げて、熟練工を何人持つかで勝敗は決まることでしょう。