僥倖
先々月ホーム掛かりつけの医師から、義母が老衰のためいつ亡くなってもおかしくない旨説明を受けました。
説明を受け、魔ダムが延命治療を行わない等のいろんな書類にサインを行いました。
その日義母を見た私も少々覚悟はしました。
その日からおよそ2ヶ月。
少し認知は入っていますが、まだまだ会話は成り立ち、元気そうになっています。
97歳の誕生日も無事にお祝いできました。
魔ダムがほぼ毎日ホームに行って容態を観察していると、横になっている時間は増えたが以前と同じように元気になっているとのこと。
そこで私は、長男家族と次男家族を急遽ホームに呼び、私の両親も加えて記念撮影を行うことにしました。
冬場にしてはとても暖かな日和で良い写真が撮れました。
躊躇していた年賀状も出すことにしました。
一家の写真を見ますと、「大正 昭和 平成 令和」の4世代が写っているのです。
僥倖に恵まれた一日を神様、仏様に感謝しました。