今を大切に
最近父が89歳に、義母が97歳になりました。
母と共に3人一緒で拙宅のすぐ近くのホームに住んでいます。
流石に義母は、自分で歩くことが難しくなりホームで毎日を過ごしています。
私の両親は、ゆっくりではありますが、自分達で歩けるのでたまに我が家に遊びに来ます。
最近天気も良く過ごし易い気候だったので、両親が3日間も散歩がてらに来てくれました。
ずぼらな私が家の庭の手入れをあまりしないので、気になって仕方ないようです。
来ては二人で掃除して枯葉を取り去ったり、草むしりをしてくれます。
3日の内2日間は、古着をはさみで切ってウェスにする作業をしてくれました。
私も魔ダムも最近は、いろんな品物を思い切って断捨離しています。
その中でも洋服は弊社の店のウェスになるので、捨てずに取ってあるのです。
社員の中には、業務用のものを買えば済むという人もいますが、昭和生まれの私は「もったいない」が先に来るのです。
二袋分を両親が作ってくれました。
そして昨日は、正月前なのに玄関前の植木鉢の花が枯れていると、私は怒られる始末。
ホームセンターへ父と一緒に花と各種土、それに竹箒を購入に行きました。
大きな素焼きの鉢を洗って、先ずボラ土を入れ、それから赤玉土と腐葉土を混ぜたもので埋めていきます。
二つの鉢に、私が適当に購入した色鮮やかな花を、母と魔ダムが植えました。
私が最後にジョーロでたっぷりと水をやり完成。
両親も満足して、終了後4人で温かなお茶を飲み談笑。
見上げると何処までも高い青空、白い雲、目線を下げると土の黒さと緑の芝生に、鮮やかな色彩の花。
両親にシャワーを浴びさせ、ホームまで送っていきました。
ささやかな幸福感と親孝行の一日でした。