ありふれた日々が幸福
朝から街中の大きな病院へ、義母を連れて行きました。
1年前に手術した腹部大動脈瘤の経過観察の為です。
血液検査と簡易CT検査の結果が出るまでに1時間以上かかるという事でしたので、徒歩5分ほどのエルガーラホールへ出かけることに。
私が車いすを押し、段差を気にしながらオープンカフェの「オーバカナル」へ到着。
義母曰く「ここが天神ね」ときょろきょろしていました。
私と義母はホットチョコレート、魔ダムはカフェオーレ。
とても美味しかったのですが、私以上に義母は人生で初めてと大層喜んでくれました。
「いつもお世話になっているばかりだから、洋服を買ってあげたい」と彼女が私に言います。
私は、常に「はい、有難うございます」と聞き流していました。
それが分かってしまったのか、「今から私の目の前で買って」と。
本当に96歳なのかと疑うほど、頭がしっかりしています。
そのまま大丸本館に入り、5階まで行きポロのウール100%のグレーのカーディガンを購入。
彼女も私がやっと買ってくれたと喜び、追加でトランクス5着のセットまで買ってくれました。
病院へ戻り、診察を受けると特に問題はなく、1年後にまた検査するだけで良いとのこと。
もうすぐ97歳になることを考えると、『白寿』をどうするか、そろそろ考えてた方が良いと魔ダムに言いました。