時代の流れ
昨日の新聞に、携帯電話販売代理店数の減少が加速する旨掲載されていました。
携帯端末と通信料金が別々に表示され、端末の値引きが2万円に制限される新ルールが要因です。
今まで年間3400万台~3700万台販売されていたものが、3000万台に減少するそうです。
販売店の収益の半分ほどが、台数の販売手数料が占めるために、一気に経営悪化に繋がるとのこと。
私からみたら可愛いものです。
二輪業界などピーク時330万台の国内新車販売台数が、今年は何とか30万台を超えるレベルにまでなっています。
当然、販売ディーラーの数は減っています。
それでも、国内の需要を何とか掘り起こそうと、各メーカーがブランディングとディーラー網の再構築に動き出しました。
輸入車ディーラーが先陣を切り、それにホンダ、カワサキと続きました。
今月になり、ヤマハも新たな政策を発表しました。
少子高齢化は待った無しです。
国内需要減は当然なのです。
二輪業界の販売ディーラーも、この1年くらいで一気に淘汰が進むでしょう。
昔と違い、1店の経営に大きな資本が必要となりました。
生き残るために、更なる投資をするのか、それとも縮小、廃業するのか。
経営者は大きな決断を迫られます。
我が愚息達も、大変な時に経営を引き継いだものです。
それでも、考え方によっては、生き残りさえすれば大きなチャンスとなるのも事実です。
「何くそ負けてたまるか」の信念を持ち続け、24時間365日働く気持ちが有れば、10年後は素晴らしい世界が待っている気がします。