経営のツボ
会社を30年以上経営して思うことは、辛いこと8割、楽しいこと2割の感覚です。
どこぞの新興企業の若手社長が、「楽しくないこと以外はやらない」と豪語されていました。
ずば抜けたトップアスリートも「楽しい」を連発します。
どこに、このような差が生じるのか自問してみました。
結論は、私の努力不足。
一つの目標に向かって、人並外れた努力をしている人々は、成功した姿を常に思い浮かべていて、そこまでの過程を辛いとは思わないのでしょう。
結果が出れば、全てに「楽しかった」となるのです。
一旦引退を表明した私には、湧き上がるエネルギーがかなり乏しくなっています。
早々に、目標や目的地を探さねばなりません。
振り返って、我が愚息達は、凡人です。
私以上に努力するタイプか少々疑問です。
そうなると、辛いことの比率がもっと増しそうな気がします。
そこで、彼等に失敗しないアドバイスをします。
一番駄目なのが、『何もしない人』
次が『チャンスが来てから、努力を始める人』
そして『いろんな場面を想定して、前もって努力を続けている人』
成功の確率が最も高い人は『前もって努力を続けながらも、それが報われなかったときに、落ち込みながらもすぐに次ぎの場面を想定して努力を始める人』