永続性への基礎
長男を連れて天神のとある事務所に行きました。
これが、彼への最後の引継ぎです。
今まで3年以上にわたり、いろんなことを教えてきました。
私がいくら一生懸命に解説しようとも、本人にとっては他人事なのです。
実に勿体ないと思いますが、本人の意欲の問題なのでしょう。
実際に彼が今のまま経営を行っていけば、必ず失敗が生じるでしょう。
そこで火傷をしてから初めて私のアドバイスの意味を知るのです。
その事務所は特許事務所です。
我々同業者で、この存在や利用方法等を知る人はほとんどいません。
普通のバイクショップには関係ないからです。
ところが私は、人のやらないことを今まで実行してきました。
その中で特に「商標登録」の重要性を痛感していたのです。
事務所の人に聞くと、全国的にも九州の人はこの「商標登録」に関心が無さすぎとのことです。
下手したら、商売そのものが出来なくなる可能性まであるのにです。
次男坊は既に代表取締役になりました。
その時にこの重要性を説き、社名やロゴの「商標登録」を済ませました。
セパンサーキットでMOTO GPを観戦して帰国したころには、私の考えた店名の類似がわかるようになっています。